Super GT

SUPER GT第3戦・第8戦 ツインリンクもてぎ

MC部 嶋田貴文 鎌田拓巳 2016.11.18

SUPERGT  / Lexus Team SARD 応援レポート

MC部 嶋田 鎌田

Rd.3 Rd.8 公式練習走行 2016.11..11(金)

Rd.3(オートポリス代替) 2016.11.12(土)AM予選 PM決勝250km(ウェイトハンデ1/2)

Rd.8(第8戦 2016最終戦)2016.11.12(日)AM予選 PM決勝250km(ウェイトハンデ無し)

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栃木県のツインリンクもてぎで熊本地震の影響で中止となった第3戦代替分を含め、前例のない2戦連続でのレースが行われました。2016年最終戦でもあるので、シリーズチャンピオンが決まる戦いになります。

レクサスチームサードは前戦Rd.7のタイ チャン・インターナショナル・サーキットを終えポイントランキング4位(38号車 ZENT CERUMO RC Fと同率)についていました。インタビューでは2人とも、もてぎは得意なコースと語っており、シリーズチャンピオンに向け決勝前日の練習走行に励んでいました。

しかし11日は天気は雨で気温も低く週末は晴れの予報だったので、戦略を練るうえで「参考にならない」と言う声も聞こえてきました。

そんな中で迎えた12日Rd.3公式予選では、天気は晴れていましたが、路面は濡れていて、車両が走行を重ねることで乾いていくのかウェットタイヤかスリックタイヤか、タイヤの選択が難しい環境でした。レクサスチームサードはウェットタイヤを選択してのアタックでした。アタックドライバーを務めたヘイキ・コバライネン選手が完璧な走りで見事ポールポジションを獲得しました!今シーズン初のポールポジション獲得ということもあって、パドックでは拍手と歓声があがりました。

決勝(53周)のサイティングラップではポールポジションのレクサスチームサード39号車が最後にスターティンググリッドに付きフォーメーションラップが始まります。

レースが始まり、スタートドライバーを務めた平手選手がスタートダッシュを決め、後車に一気に差を付けました。しかし、レース開始3周ほどで、GT300クラスのARTA BMWがクラッシュをしてしまい、セーフティカーが入ってしまいました。これにより後車との差がなくなってしまいましたが、レース再開後も快調なペースで2位との差を広げていきました。平手選手が1位を守りきった状態でピットイン。ヘイキ・コバライネン選手にドライバーチェンジした時点で他のチームも続々とピットインをするなかで、2番手を走っていた36号車au TOM`s RC Fにピット作業の差で抜かれてしまいました。しかしヘイキ・コバライネン選手が、ラリーやF1で培ってきた技術を活かし前車との差を一気に縮めていき、数周に渡って抜きつ抜かれつの争いでしたが、このバトルを制し見事2位に浮上しました!

 そんななか53周という短いレースで、近藤マッチ監督率いる24号車 Forum Engineering ADVAN GT-Rが「タイヤ無交換」という作戦を選択し、それにより最短のピット作業でコースに復帰し、レクサスチームサードより前に出ました。

 

 レースは終盤に差し掛かり、1番手24号車、2番手レクサスチームサード39号車、3番手36号車になります。追う展開になったところで、ヘイキ・コバライネン選手が猛追し、レース内のファーステストラップを記録するなどで、24号車との差を埋めていき、どんどんプレッシャーをかけていきます。そして迎えたファイナルラップ!24号車との差は0.3秒もありませんでした。

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観戦していた最終コーナー付近では、差はバンパーが触るくらいでしたが、惜しくも抜ききることはできず、2位でチェッカーフラッグを受けました。序盤のレース展開とは打って変わってなのでとても熱く楽しいレースでした。このレースでシリーズポイントランキング61ポイントでトップに浮上しました。

 レースを終え、レクサスチームサードのバックパドックでは、「明日もポールポジジョンで」など、どこか自信のある会話をしていて、シリーズチャンピオンに向けチームが良い雰囲気になっていた感じがしました。ポールポジションを獲得し、フィニッシュドライバーを務めたヘイキ・コバライネン選手はインタビューで、「個人としてはポールスタートで優勝できなかったのは悔しい。チームとしてはポイントリーダーになったので明日は後ろの順位を見ながら走れるからとても良い状態。タイトル獲得に向け全力を尽くす。」と語っていました。

 

 明くる13日、今シーズン最終戦の予選は平手選手が務めました。結果次第ではチャンピオンに大きく近づくのでとても見ものでした。

 結果はなんと宣言通りのポールポジション!それに加え、もてぎのコースレコードも叩き出していました。これによってチームは盛り上がり、みんな抱き合いながら祝福していました。

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ポールポジショントロフィーが2個並びました。

 栃木県警によるパレードラン、フォーメーションラップを経て、最終戦決勝(53周)が幕を開けます。昨日と同じくスタートドライバーは平手選手が務めました。序盤はトラブルもなく快調なペースで走っていましたが、2番手を走っていた6号車 WAKO`s 4CR RC Fだけが食らいついてくる状況で後続車を引き離していく展開でした。

 レースは中盤に差し掛かりピットタイミングを迎えました。レクサスチームサード39号車は首位キープのままピットに入り、ヘイキ。コバライネン選手に託しました。メカニックの作業も速く、2番手を走っていた6号車との差を広げる形でコースに復帰し、その後も安定の走りを見せトラブル等なく、レースは終盤を迎えました。

 レース終盤、6号車が猛追を見せ、残り数周のところで2台はテール・トゥ・ノーズの状態に。この時点でのレース展開だと、なにもなければシリーズチャンピオンという状態だったので、「クラッシュだけは…」という感じでハラハラしながら観戦していました。

数周に渡るバトルは、ヘイキ・コバライネン選手がミスすることなく首位を堅守し、チェッカーを受けました。見事ポール・トゥ・ウィンを決め、シリーズチャンピオンにも輝き、レクサスチームサードが全日本GT選手権から出場を続け、継続してSUPER GTに参戦してから22年目にして初のシリーズ優勝ということもあって、今シーズンは最高の幕閉めとなり、私たちもそんな貴重な瞬間に立ち会うことができて、とてもいい体験をしました。ドライバーはもちろん、メカニックやスタッフ、チーム全員で掴んだ勝利だと思いました。

気がつけば最終戦はLexus勢が上位5位を独占し、今シーズンでRC Fは最後ということだったので、優秀の美を飾ったと思いました。来シーズンからLexusはLC500での参戦となります。レース外のブースでは実車が展示されていました。かっこいいのはもちろんのこと、エンジニアの方が空力など緻密に計算し、来シーズンに向け頑張っていると思うので、来シーズンも期待したいです。

目指せ2連覇!

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